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PC−386Mの思い出

PC−386M
 名前の通り386SXCPU(16MHz)を搭載した デスクトップタイプのエプソン製98互換機です。 Windowsというものをしてみたく、ソフマップにて購入。 Windowsには386以上のCPUが必要とあったので このマシンとなりました。FM音源内蔵。メモリ640KB。 これでWindowsできる!と思っていたら・・・ Winを動かすためには最低4M、快適に動かすには8Mのメモリが必要、 と店員さんに言われ、当時のメモリの値段は忘れましたがとにかく高価で、 Winはちょっと試してみたかっただけだったので断念。 しかし、このままでは何のために386マシンを買ったのか分からなくなるので、 メモリを2Mだけ購入しました。メモリに速度差があるとは知らず、 専用メモリではなく、安価なCバスに接続するタイプのメモリを購入しました。 結果論ですが、このクラスの機械ではほとんど差はないようでした。 さて、拡張部分のメモリを使用するにはCONFIG.SYSで HIMEM.SYSを組み込む必要がありますが、 これを組み込むと、ほぼUV11と同じ速度になってしまいました。 結局・・・何万円も使ってUV11と変わったのはメモリが増えただけ、 という何とも情けない結果に終わってしまいました。 DOSソフトでは拡張メモリがたくさんあってもそれを使用するソフトはそんなに 多くありません(泣)。この機械はその後も約20年間に渡り、 ほとんど毎日使用してきましたが、 平成21年9月末ごろのある日、突然画面が映らなくなり、 永眠いたしました。エプソン機は字体が少し丸くていい感じだったんですが残念です。 起動時にビープ音短音3回・・・ 取説によるとVRAMの故障とのこと。修理する方法の見当もつきません。

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