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PC−9801UV11の思い出
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大学に上がってようやくMSXを手に入れてはみたものの、
大学内で使用する機械はPC−9801(と、IBM5550)ばかりであり、
購入必須ではなかったが、無言の圧力が・・・とは、表向きで、
本当はシムシティがしたかった(おい)という理由で、間もなく
PC−9801UV11(V30の10MHz)を購入。
当時としては先進的な3.5インチのFDDがついており、
FM音源内蔵でコンベンショナルメモリ640KBフル実装のマシンでした。
98界では3.5インチのフロッピーディスクというのは、
まだマイナーで、5インチの外付けドライブを買わないと、
雑誌の付録FD(※)が使えず、すぐに外付け5インチドライブを購入(3.5の意味ないジャン)。
MSXはすでに3.5インチだったのでその意味では進んでいたと言えなくもない。
その後、MIDIを聞きたくなりミュージ郎MIDIボードを購入。
当時の標準音源CM32L(LA音源)と同等の内蔵型音源です。
しかし、しばらくしてSC55(後にGS(GM)音源と呼ばれるようになる)が出て、
結局、こちらが標準の音源となってしまいました。
当時のアプリケーションソフトはOSとアプリが1枚のFDに収められており、
ドライブ1にアプリケーションのFDを入れ、
ドライブ2にユーザのファイル保存用FDを入れて使用する使い方のため、
内蔵FDD2機だけで十分に使えていたのですが、
徐々にHDDを接続することが一般的になり、
SCSIボードと40MBのHDDを5万円で購入。
これで、UV11の2つしかない拡張スロットはすべてふさがってしまいました。
その後、中古でPC−386M(中古で9万円だった)を購入したため、
UV11はHDD付きで3万円で手放しました。
※某ページで雑誌の付録(FDやらCDの類)はMSX−FANが最初、という記事を見かけましたがそれはあり得ないです。98ではその前からあったし、PIOの付録ソノシート(レコード)までさかのぼれば、もっと以前からある。雑誌に掲載されたリストを手入力するのは昔から大変だったのである。写真はPIO1985年4月号の例。こんな感じでソノシートが綴じこまれてました。ちなみにこれ、ステレオのターンテーブルに置いただけだとよれたり滑ったりしてロードエラーになるので四隅をひっぱってセロテープで貼るなどのテクニックもありました。
→ 「PC−386Mの思い出」へ続く
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