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虫垂炎

@ごちそう

 35歳のとき、ある休日の昼、車で神戸に行ってごちそうを食べました。 その時から少し腹痛がしていましたが、 下痢の腹痛ではなかったので、あまり気にしていませんでした。 これが下痢だったらおちおち食べてもいられませんが、 ただお腹が痛いだけなので、 女性の生理痛のようなものだと思って知らん振りをしていました。 その後、車で奈良まで帰宅。

A虫垂炎の診断

三室休日応急診療所
 帰宅後、夜になって、痛くなり始めてから何時間も経つのに腹痛が治まりません。 さすがにおかしいのではないか? というわけで、休日の夜間に付き、 三室休日応急診療所を受診しました。おなかをモミモミした結果、 虫垂炎との診断になりました。検査もせず触っただけで診断できるとは神か?  と思ってしまいますが、 おなかのある場所を押したときに極端に痛がることで診断できるそうです。 「薬で散らす」こともできるけど何回でも再発するので、 手術で取ってしまうことを強くお勧めする、と言われ「それでお願いします」 ということになりました。「ここまで車で来たんやろ?」「はい(何とかね。心の声)」 「じゃあ、近大奈良病院まで行けるな?」「はい(ええっ?心の声)」 「電話しとくから、今すぐ行って。」「はい(マジですか?心の声)」  多分、昼にごちそうを食べたのでバチが当たった。

B近大奈良病院に入院

近大奈良病院
 お腹が痛いながらも何とか病院に到着。何回か来たことのある病院だったので、 どこに車を停めたら一番歩かなくて済むかを考え、「第一駐車場」の、 一番入り口に近いスペースに車を停めました。歩くとお腹に響くので、 少しずつ、摺り足で入口に行きました。そしてやっと入口に到着・・・ 掲示物「現在閉鎖中です。時間外入口にお回りください」「おわった・・・(T_T)」  時間外入口は先の掲示物に地図があったので、中庭を摺り足で移動して、 時間外受付に到着。「話は聞いてます」ということでそのまま入院になりました。 入院の準備を何もしていなかったので、家と病院を何回か往復させることになり、 家族には迷惑をかけました。さーせん。(本当に反省しているのか?)  手術は、翌日に実施することになりました。そして翌日、手術されましたが、 印象が薄すぎてほとんど何も覚えてない・・・  ただ、前回、脳腫瘍で入院したときは、全身麻酔をする前と、麻酔から覚めた後で、 完全に時間が途切れている(つながってない)という、気味の悪い感覚があり、 それが、ただの睡眠と全身麻酔の違いなのだろうと思っていました。 今回、そういう感覚はまったくなかったので、単に麻酔のかかっている時間の長短の違いで、 そういう気がしただけということがわかりました。その後に全身麻酔をしたときも、 感覚としては「居眠り」そのものだったので、 やっぱり「時間が長いと変に感じる」ということのようです。 そして、病室に戻りましたが、コロナでもないのに、 みなさんカーテンを完全に閉め切っていて、会話することもなく、取り付くシマもなし。 物音をさせると背後から刺されそうです。 たった2週間の入院でしたが、ヒマすぎて、ものすごく長く感じました。 お風呂はユニット風呂で、家より狭いお風呂に週に2回30分だけ入れます。 着替える時間を考えたら、ゆっくり入っている時間もありません。 家の外で泊まるときの楽しみと言えば、食事と風呂だと思うのですが、 その楽しみも全然ないので、早く退院することばかり考えていました。 よろず相談所病院に入院したときは、 ずっとこういう生活もいいなぁ、と思ったものですが・・・(笑)
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