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PC−9821V166(青札)

PC9821V166
 PENTIUM166MHzのデスクトップマシン。初期状態では、 DIMMメモリ32MB、FM音源、PCM音源、モデム、HDD2G内蔵。 HDDは10Gのに付け替えています(でも8Gしか使えない)。 スロットはCバスが2本、PCIバスが2本。 ただし、Cバスの片方にモデムボードが入っているので空きは一つです。 このモデムボードは不要であれば外しても問題ないようです。 また、PCIバスの片方もはじめからグラフィックアクセラレータが装備されているので、 やっぱり空きは一つです。これも外してしまって、別のアクセラレータ等を使うことができるようです。それらの作業後、画面の表示が256色のVGA画面に固定されて変更できなくなってしまうことがあります。その場合、モニタの設定が「標準モニタ」になっているかもしれないので、これを削除して別のモニタに変更後、「標準モニタ」が復活しないよう、画面のプロパティでプラグアンドプレイモニタを検出するチェックを外しておくと直るようです。 USB機器は、いまどき9821対応の製品はありませんので、 接続するたびにちゃんと動くかどうかヒヤヒヤものですが、 今まで動かなかった製品はありませんでした。なお、カードリーダを使う場合は、Win2000では、特にドライバのインストールなどをしなくても勝手に使えるようにしてくれるようです。
 Win2000の入っているドライブを初期化してしまい、元に戻そうとして死ぬほど苦労したので、今後の備忘録として以下を記載する。前回、こんなのインストールできた自分が信じられない(ヒマだったのね)。もともと動いていたから、ちゃんとインストールできるはずだ! という確信があってできたようなもので、もし、今回が始めてだったら、とっくにあきらめられていたらしい。

【1】他のWindowsを他のドライブにインストール
 フロッピーディスクからDOSを起動後、Windows2000のCD−ROMに入っているSETUP.EXEを実行しても、「DOSモードでは実行できない」旨のエラーが出て、インストールできない。
【2】他のWindowsからWin2000のSETUP.EXEを実行
 後でインストール先を入力できるので、上書きインストールされることはなく、元のWindowsとデュアルブートできる環境を作ることが可能。インストール中、HDDの領域確保のやり直しや再フォーマットしたりすることができるので、行う。そうしないとHDD起動メニューで前のバージョンのOS名が表示され続けることになる。インストールが終わると以下の状況になる。

・グラフィックアクセラレータが「抜いちゃだめボード」のままの場合
QVGAの画面で起動するようになる。画面を広くしたくても、OKボタンがはみ出て表示されないので設定を変えられない
・グラフィックアクセラレータが「WGP−FX16N」の場合
余談であるが(でも恐らく重要)、「抜いちゃだめボード」を抜いて別のGAを使用する場合は、外側(Cバスから遠い方)のスロットを使用する必要があるとのこと(備忘のため記載した)。 起動中、最後の(広い)画面に切り替わるタイミングでフリーズするか、勝手にリセットされてメモリチェックの画面に戻る(以降、電源を切るまで繰り返し)
【3】既存のグラフィックアクセラレータのドライバの無効化
 セーフモードで立ち上げ後、「システム」の中にある「デバイスマネージャ」でインストール時に勝手にインストールされたドライバを「無効」にする。なお、ここで「削除」を選ぶと、次に起動したときに勝手に復活して(しかも「有効」になっている)、【2】に戻ることとなる。
設定画面
【4】正しい(フリーズ等しない)ドライバのインストール
 勝手にインストールされたドライバを無効にした後、「ハードウェアの追加と削除」より「デバイスの追加」を行う。「新しいデバイスの追加」→「いいえ(一覧から選ぶ)」→「?その他のデバイス」と選択する。なお、最後に「?その他のデバイス」を選ばずマトモに「ディスプレイアダプタ」を選ぶと、そんなハードウェアはないためか、フリーズしてしまう。「?その他のデバイス」を選ぶと、ドライバをディスクから供給できる画面になるので、正しいドライバを入れることができる。WGP−FXNの場合はNT4.0用のドライバがWin2000でも動作するようである。
追加画面


 現在は、Windowsは削除して、DOSだけで使っています。FMPを聴くのと、アマチュア無線のログの管理に使っています。(^^)この機械はEMM386.EXEの設定でEMSのウィンドウをC000以外にして、EMS等の各メモリも2MBくらいしか作らない(例:DEVICE=A:\EMM.386.EXE /F=B000 /M=2048 /X=1024 /UMB /DPMI)ようにすれば、古い音源ドライバ(FMS)もきちんと動作するようです。
 音がうるさくなってきたので静音化しています。元のCPUがMMXつきPENTIUMの166MHzですがこれはファンの音がすごくやかましいです。バッファローのCPUアクセラレータHK6−MS333−N2000に交換しました。このアクセラレータは新品の間はほとんど音がしませんでしたが、長年の使用でだんだん音がうるさくなってきました。今はDOSしか使ってないので電圧を下げても大丈夫だろうということで、FANの線をつなぎかえて電圧を下げています。電圧は赤・黄・黒の電線のうち、どの2本を接続するかによって12V・7V・5Vのうちから選べます。電圧を下げれば音はほとんど聞こえなくなります。しばらくしてCPUを触ってみて、熱くなってないのでOKとしました。別のやり方としてFANを交換する手があり、高級なやつに変えれば、電圧を下げて冷却効果を落とさなくても、きっと静音化できると思います。前記アクセラレータのヒートシンクはグリスでがっちりCPUにくっついているので簡単には交換できません(FANの線をハサミで切って電源を入れるとかなり熱くなり力を入れるとわずかに動いたので不可能ではないと思います)が、FANだけならヒートシンクの突起に差し込んであるだけなので、別の5cm角のFANに交換可能。実は、新品のFANなら安物でも静かだろうという安易な発想で、電圧を下げる前に安いFANに変えてみたのですが、残念ながら逆効果でした。ただし、電圧を下げた場合は安物でも、古い元のFANのまま電圧を下げた場合よりも静かになったので、「腐っても鯛」ではないが「腐っても新品」と言える。さらに、日本橋の千石電商で「CFカードをIDEドライブにする基盤」という面白いものを売っていたので、HDDも無音化しました。これで、アマチュア無線運用中にマイクが拾うノイズが軽減されると思ったのですが、よく考えたらPCだけ静音化しても、無線機に電源を供給する安定化電源の冷却FANが静音化できないとあまり意味がありませんでした。(笑)
 どの98でもそうですが、バックアップバッテリが数年でダメになってしまいます。電源ユニットの下にあります。ノートPCと違ってスペースはたくさんあるので単3型ニッカド電池3本直列で対応しました。
 この機械にはPCIスロットが2本あります。PCIカードには順番(強弱)があるようで、備忘のため(こればっか)記載します。判明しているのは2枚だけですが、IFC−DP(SCSI−IF)が最強(最凶)、LA100−PCI−T(LANアダプタ)が最弱です。まず、弱いLA100−PCI−TだけをPCIスロット(外側)にセットして起動。勝手にカードが資源を確保して正常に使用できるようになる。ここでPCIセットアップユーティリティを使用してカードが確保した資源を「固定」して保護する(初期値が確保した値になっているのでそのまま固定)。ほかはすべて「空き」/「自動」にする。その後、IFC−DPをPCIスロット(内側)にセットして起動すると、IFC−DPも勝手にカードが資源を確保して正常に使用できるようになる。こちらは保護不要。この順番でないとIFC−DPがすでに他で使っている資源を平気で横取りして使えなくしてしまう(自身はシレっと動作する)ので要注意。起動時にあやしくwait・・・が表示されるが、裏で何をやっているのやら(汗)。なお、スロット内側・外側と書いているのはPCIセットアップユーティリティで保護できるのが内側は割り込み番号しかないからです。さんざんIFC−DPの悪口を言いましたが、その上、よそのサイトに「動作するSCSI機器がつながっていないと止まる」と書いてますが、うちでは何もつないでなくても(SCSI機器すべて電源オフでも)問題なく起動するし、内蔵IDEに較べたらずっと速いし、(ほかの機器を犠牲にして)いつも動作するし、よいカードということになるんでしょうね。PCIセットアップユーティリティは、購入時に初めからインストールされているWindowsで作成するFDなのですが、FDの中を見たら起動用ファイルとPCISETUP.EXE(とヘルプファイル)だけだったので、HDDにコピーして、いつでも使えるようにしています。
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