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PC-9800



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CバスモデムをDOSで活用する

 PC−9821V166にはCバスモデム(G8YLB)が刺さっていましたが、外付けモデムで事足りていたのですぐに取り外し、そのまま何十年も放置していました。 それを、PC−9801RX(80286機RAM640KB)に取り付けて活用してみようという実験です。OSはMS−DOS3.3Dです。 バリュースターに刺さっていたCバスモデムにはPC-9801-120(G8VYS)・G8XXN・G8YLBがあり、DIPスイッチの設定は同じようです。今回DOSなので非PnPモードにして、他は既存の設定と重ならないよう設定。

【ボードの設定(DIPスイッチ)】
1=PnPモード設定(ON=非PnP/OFF=PnP)
2,3=非PnP時のI/Oアドレス(0NON;08B0,ONOFF;09B0,OFFON;0AB0,OFFOFF;0BB0)
4,5=非PnP時のIRQ(ONON;3,ONOFF;5,OFFON;6,OFFOFF;12)
6=常にOFF

【INTとIRQの対照表】
(上のボード設定はIRQ表示、下のコマンド入力はINT表示)
INTINT0INT1INT2INT3INT41INT42INT5INT6
IRQIRQ3IRQ5IRQ6IRQ9IRQ10IRQ11IRQ12IRQ13
(横にスクロール可:スマホの方)


@WTERMを使用する場合

 WTERMにドライバ(WT2326.DRV)を追加して使用する。最初にWT2326CH.EXEを実行し(実行例:「WT2326CH /I2 /P08B0」)、その後、WTERMを起動して「設定」→「O:RS−232C Channel」に「6:RS−232C EXTENSION RS−232C BOARD WT2326.DRV」を設定する。それから、最高速でも文字落ちしないので「設定」→「1:端末最高速度」に「D:230400 BPS RS OP.CARD ONLY」を設定する。ダイヤルリスト(F5キー)のMで設定するネットごとの設定でも「7:スピードBPS」に「D:230400 BPS RS OP.CARD ONLY」を設定する。以上で、WTERMでCバスモデムが使えるようになる。

ご注意!!!!

 このドライバは絶対にΨメニュー(HDDメニューソフト)と併用しないでください。システムが破壊され起動すらできなくなりました。その他にも、相性の悪いソフトがあるかもしれません。ご利用は自己責任でお願いいたします。

AMCDを使用する場合

 MCDというソフトは大概の拡張232Cボードに対応しているようで、Cバスモデムでも動作しました。今回、1回線しかないので1回線タイプの「MCD98HU1.EXE」を使用しました。組み込み設定は 例:「DEVICE = A:\MCD\DRIVERS\MCD98HU1.EXE B2400 FR D0AUX I02 A008B0」  IオプションとAオプションはボードのDIPスイッチと一致してないと駄目なので適宜変更ください。スピードも2400にしてますがもっと上げても大丈夫でしょう。 MCDに対応している通信ソフトはTERMYしか見つかりませんでしたので、これを使います。TERMYをちょっと使ってみましたが、少し使いにくかったので作ったのがこちら→TERMY.DEF(画面に表示されてしまってダウンロードできない場合は右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」してみてください) ID・パスワードを書き換えて、元のTERMY.DEFをこのTERMY.DEFに置き換えて使ってみてください。ログは「LOG.TXT」に記録されます。日付を取り込む機能があれば日別のログが作れたのですが、残念!


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